アンコール・ワットを見るとチップも払いたくなるのか?

オオサカジン運営事務局

2020年01月09日 12:10

前回からの続き

シェムリアップのランドマークと言えば

アンコール・ワット

これを観に来たと言っても過言ではありません。
そして、今回はご来光を背景にこの寺院を撮影する予定だったのですが...


アンコール・ワットって?
19世紀中頃、フランス人学者がジャングルの奥地で遺跡を発見しました。それがこの「アンコール遺跡群」です。この遺跡は600もの寺院や王宮などの建造物が存在していますが数百年以上も密林に放置されていたんです。現在ではユネスコの世界遺産に登録され、観光客で賑わっています。

出発前夜、深酒もせず仲よくなったRonというトゥクトゥクドライバーに交渉し、アンコール・ワットへ連れて行ってもらうことにしました。

彼曰はく「Angkor Passをまだ買ってないなら、まずはチケットオフィスに立ち寄る必要があります。4:00amにホテル前に迎えに来ます。ですが早朝送迎だから20ドルかかります。OK?」

日の出時刻が6:30頃で、ホテルからアンコール・ワットまで約7km

チケットオフィスって、遠いところにあるのか...



気合入れて3:30に目覚まし

当日、きっかり4:00にホテルのフロント前にスタンバイしていました。

ドライバーRonは現れず。

4:10 来ない

これがシェムリアップの民度なんだろう...

4:20 やはり来ない

***アノ野郎(Ron) ただじゃおかねー***ブッチかましやがって...

仕方なくホテルのコンシェルジュに頼んで、別のドライバー手配しました。

2分で気のいいちびまる子のおじいちゃんみたいなオッサンが来てくれました。さらに価格交渉もコンシェルジュが既に対応済み。その価格...

12ドル

まぢか。アノ野郎(Ron) 20ドルとか言ってたのに...足元見やがって...


早朝のトゥクトゥクは寒かった

トゥクトゥクに乗り込み15分ほどでチケットオフィスに到着



ここで、チケットを購入します。でも、このオフィス5:00オープン。
それまで、ぼーっと並びます。こんなことなら5時待ち合わせでもいいじゃん?

料金については英語と中国で記載されていました...
【1日券】37ドル
【3日券】62ドル
【7日券】72ドル

ちなみに支払いはAlipayやWechatも対応。QRコード決済って究極、受け側端末依存がないので初期設置障壁がないですよね?
周囲見渡しても観光客は欧米系が多い印象でしたが...中華系は春節の時期か?

いざアンコール・ワットへ

チケット配給待ちの間、ドライバーが待っていてくれるか心配でしたが、裏切らずに待っていてくれました。Ronのこともありますが、旅先では基本的に性悪説を採用

入り口では、ガーディアンみたいな恰好した人がチケット確認してます
2か所でチェックがありました。

そして外は真っ暗で前が見えない!



他の人はガイドを雇っていたりするのでライト照らしくれたり、コーヒー出してくれたり至れり尽くせりなのです。VIP待遇ではない我々はそこをコバンザメのように近寄り、照らされているライトの近くを歩くという小賢しい動きをしておりました。

そして、ついにポイントへ到着。

寺院の前は、池?ぬかるみのようになっていてそこに寺が反射し素敵な写真が撮れるというイメージ。

先ずは建物正面よりも左側へ移動。ここからがベストショットを狙えるらしい...
これも他のガイドの解説を盗み聞ぎして得た情報w
ちゃんと雇えよ?

到着したのは5:30頃

待ってる間に蚊に刺されるのが心配。せっかく日本から蚊取り線香を持ってきていたのですが、ホテル室内で使うと煙検知器が反応してしまうため使えないというお粗末な結果。蚊よけのスプレーはしていますが、現地の蚊はおそらく日本にいるものより強く、堂々足元にとまってきます。蚊のことばかり気になる

外が明るくなってきました

そろそろ、6:00 明るくなってきました。
が、雲が邪魔しお日様が見えない...



結局、粘って7時前まで居座りましたが後光のさす写真は撮影できず...
そしてよく見ると向かって左側に工事のテントが見えます。



ベストショットならこんな感じです。
今回はマルで囲った部分が改修工事でテントで囲われていたのです。
少し萎えた

写真は諦め、寺の中へ行くことにしました。



実は中のほうがおもしろい



写真撮影しながら1時間以上滞在していたのですが、外ではドライバーさんがちゃんと待っててくれました。

ありがたい。



帰りに遠くに見えるアンコール・ワットを観ながら、

結果、クソドライバーRonが来なくて8ドル浮いたのでこのドライバーにチップを渡そう...
現代流の性善説がふと目を覚ましました。

つづく...

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