食ッキング!ショッキング! 第4回 「カップヌードル」
第4回 「カップヌードル」
1970年代、毎週日曜の夕方。
4チャンではTV画面の向こうから長髪の司会者 斎藤努が観客席のお客にマイクを向け
「Happy?」
お客はお決まりの返答で
「Happy!」
そう、伝説の公開番組「ヤングOH!OH!」だ。
日曜の夕方、しかも裏番組は江戸の巨人番組「笑点」。
その番組スポンサーが日清食品。
大阪ローカル番組自慢の視聴者参加型番組のひとつだ。(※1)
※1:古くは「てなもんや三度笠」「夫婦善哉」から始まり「ただいま恋愛中!」「パンチDEデート!」「プロポーズ大作戦」、そして「探偵!ナイトスクープ」まで大阪制作は東京に比べ制作費が少ない中、おもろい素人を素材にした多くの伝説の番組が生まれた。
「ヤングOH!OH!」での素人参加コーナーが終わると(確かタレントや歌手までも)、
世界初の丼ぶりのいらないラーメン「日清カップヌードル」3個セットをもらってステージを下りる。
そのあとのコマーシャルシーンもカップヌードル。
銀座歩行者天国を金髪の外人お嬢さんが二人、歩きながらフォークでカップヌードルを食べている。
何ともおしゃれ。(※2)
そう、「ヌードル」という言葉も生まれて初めて聞く言葉。
※2:カップヌードル開発は創業者安藤百福がアメリカでの自社商品試食会で、チキンラーメンを紙コップに小分けに崩してお湯を注ぐシーンを見て思いつく。アメリカには丼ぶりの習慣がない。カップヌードルは世界戦略からヌードルとネーミングし、CMも外人のお嬢ちゃんを日本一の高級商業エリア銀座歩行者天国でフォーク片手の食べ歩きとした。
更にラーメンでは考えられないエビや玉子、肉(謎肉)という具材も当時は画期的であった。
この具材開発は朝ドラ「まんぷく」で細かく描いている。ご参照あれ!
「ヤングOH!OH!」でお持ち帰りするカップヌードルとは何ぞや?
チキンラーメンやサッポロ一番などの袋麺をカップにお湯を注ぐだけで3分後にインスタントラーメンができるとは?
当時の子供、いや大人達も信じられなかった。
家から自転車で30分もかかる隣町の「武庫スーパー」の入り口にそのカップヌードルを見つけた。
それはカップヌードル(当然しょうゆ味のみ)専用の販売機だった。
販売機上部の大型写真は蓋を開けたカップヌードルのアップ写真。
麺の上で肉、エビ、玉子、ねぎがバランスよく配置され、青・赤・黄・茶色が実に美味そうに盛り上がって見える。
販売機の下半分は見たことのない書体(フォント)、そう今でも変わらないカップヌードルの英語表記文字がでかでかと書かれていた。
ある時姉と相談して2つ買うことにした。
カップヌードルの価格は100円。
当時の袋麺が25円前後であったことを考えると、決して安いとは言えない価格だ。
俺は自転車で隣町の武庫スーパーに一目散。
立漕ぎだ。
一度も行ったことがないそのスーパーに、見たこともないカップヌードルを求めに行くのだった。
100円硬貨を2枚入れる。
サンプルの5つのカップヌードルはすべて同じ商品。
右から2つめのボタンを2回強く押す。
ゴロンッ! ゴロンッ!
おー、これが夢にまで見たカップヌードルだ。
自転車の前かごに裸のカップヌードル2つを入れていざ、自宅へ。
誰かに盗られる?
俺は往きの街中の路地を避け、人気(ひとけ)の少ない武庫川の土手から自宅へ戻ることにした。
お湯を入れて袋麺の湯で時間と同じ3分(※3)を待った。
姉と二人はそれぞれのマイ・カップヌードルのふたを開ける。
※3:昭和40年代、チキンラーメンから始まったインスタント食品はほぼすべてが3分間だった。
かの「ボンカレー」の当時のCMでは笑福亭仁鶴が「ボン!3分間待つのじゃぞ!」が子供達の流行語になった。
因みに5分間は著者の記憶では「どん兵衛」からではないか?
チキン風味の湯気があがる。
箸(俺は銀座の外国人ではない。)で麺をすくい上げ、食す。
おっ?チキンラーメンやん!
肉を一つ食べる。
?
玉子も。
不思議な食感。
Happy?
流行の最先端を体験した俺は
少し「Happy!」だった。

1970年代、毎週日曜の夕方。
4チャンではTV画面の向こうから長髪の司会者 斎藤努が観客席のお客にマイクを向け
「Happy?」
お客はお決まりの返答で
「Happy!」
そう、伝説の公開番組「ヤングOH!OH!」だ。
日曜の夕方、しかも裏番組は江戸の巨人番組「笑点」。
その番組スポンサーが日清食品。
大阪ローカル番組自慢の視聴者参加型番組のひとつだ。(※1)
※1:古くは「てなもんや三度笠」「夫婦善哉」から始まり「ただいま恋愛中!」「パンチDEデート!」「プロポーズ大作戦」、そして「探偵!ナイトスクープ」まで大阪制作は東京に比べ制作費が少ない中、おもろい素人を素材にした多くの伝説の番組が生まれた。
「ヤングOH!OH!」での素人参加コーナーが終わると(確かタレントや歌手までも)、
世界初の丼ぶりのいらないラーメン「日清カップヌードル」3個セットをもらってステージを下りる。
そのあとのコマーシャルシーンもカップヌードル。
銀座歩行者天国を金髪の外人お嬢さんが二人、歩きながらフォークでカップヌードルを食べている。
何ともおしゃれ。(※2)
そう、「ヌードル」という言葉も生まれて初めて聞く言葉。
※2:カップヌードル開発は創業者安藤百福がアメリカでの自社商品試食会で、チキンラーメンを紙コップに小分けに崩してお湯を注ぐシーンを見て思いつく。アメリカには丼ぶりの習慣がない。カップヌードルは世界戦略からヌードルとネーミングし、CMも外人のお嬢ちゃんを日本一の高級商業エリア銀座歩行者天国でフォーク片手の食べ歩きとした。
更にラーメンでは考えられないエビや玉子、肉(謎肉)という具材も当時は画期的であった。
この具材開発は朝ドラ「まんぷく」で細かく描いている。ご参照あれ!
「ヤングOH!OH!」でお持ち帰りするカップヌードルとは何ぞや?
チキンラーメンやサッポロ一番などの袋麺をカップにお湯を注ぐだけで3分後にインスタントラーメンができるとは?
当時の子供、いや大人達も信じられなかった。
家から自転車で30分もかかる隣町の「武庫スーパー」の入り口にそのカップヌードルを見つけた。
それはカップヌードル(当然しょうゆ味のみ)専用の販売機だった。
販売機上部の大型写真は蓋を開けたカップヌードルのアップ写真。
麺の上で肉、エビ、玉子、ねぎがバランスよく配置され、青・赤・黄・茶色が実に美味そうに盛り上がって見える。
販売機の下半分は見たことのない書体(フォント)、そう今でも変わらないカップヌードルの英語表記文字がでかでかと書かれていた。
ある時姉と相談して2つ買うことにした。
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当時の袋麺が25円前後であったことを考えると、決して安いとは言えない価格だ。
俺は自転車で隣町の武庫スーパーに一目散。
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100円硬貨を2枚入れる。
サンプルの5つのカップヌードルはすべて同じ商品。
右から2つめのボタンを2回強く押す。
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おー、これが夢にまで見たカップヌードルだ。
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弊社「2025年度事業方針発表会&今年度年間表彰式」
11/29 『オオサカジン』セミナー開催報告
染 食 還 ~染色を通して、地球に還す~
★5/30 『オオサカジン』社長会VOl.10 開催結果報告
「はんこと大阪の文学」 三田村さんの〈捺 捺 捺(ななな)〉
ぜひ、大草原から星を見ませんか!
大阪万博、会場内は全面キャッシュレス…独自アプリ導入!
【日本企業とASEANイスラム市場を繋げる】~『オオサカジン』セミナー&交流会報告!
天王寺・鉄道病院横の大衆食堂「いせや」さんに追跡ランチなのさ!
まるい陸と海の磯はマルでした。
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